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フォトエッチング加工とは
フォトエッチング加工とは、 化学薬品を使用して金属を腐食させ、 化学切削する技術です。 海外では別名ケミカル・ミーリング(マシニング)とも呼ばれており化学反応を利用し、 板金を様々な形状加工が可能です。
フォトエッチングの「フォト」はフォトリソグラフィという精密写真技術を意味しており、 複雑な形状の加工を得意としています。
化学反応とフォトリソグラフィという特殊な加工で、 普通の加工では難しい 「小さく、 薄く、 複雑な」製品の加工を可能にする技術です。
フォトエッチングの技術特徴
「小さく、薄く、複雑」な加工が可能です。
製品にバリ・反り・歪みが発生しません。
材料が変質がなく、 熱や応力による変形がありません。
ハーフエッチングで板厚内で任意の深さで溝を加工、 突起状の加工、 板厚を調整することができます。
高価な金型や治具は不要で、 初期費用は大幅にコストダウン可能です。
精度・加工限界について
ブリッジ
エッチングは製品を複数個面付けして加工します。
シートと製品のつなぎ手を「ブリッジ」と呼んでいます。
標準仕様では、ブリッジがつく設計になります。
*無しの場合は別途ご相談
断面形状
エッチングでの加工断面は一直線にはなりません。
おわん型のようになり、片面エッチングと両面エッチングで形状が異なります。(図参照)
加工可能寸法
エッチングの断面図です。加工穴のサイズ・ギャップです。 エッチングした、鋭角部には若干の角Rがつきます。
レーザーとプレスとの比較
| レーザー | エッチング | プレス | |
|---|---|---|---|
| 試作費用 | 加工費 | エッチング原版 +加工費 | 金型+加工費 |
| 単価 | 高い | 中間(レーザー未満) | 最安 |
| 標準納期 | 1週間程度 | 3-4週間以内 | 6週間〜6ヶ月程度 |
| 公差(板厚比) | ±5%程度 | ±15%~(板厚による) | ±10%程度~ |
| 応力 | 切断面への熱応力 | なし | 切断面へのプレス応力 |
| バリ | 微小なバリ | なし | 切断面のバリ |
| 材料硬度 | 制限なし | 制限なし |
極端に柔らかい、 硬い材質や 脆い材質は得意ではない。 |
|
設計変更 自由度 |
自由度高い 低コストで設計変更可能 |
自由度高い 低コストで設計変更可能 |
金型の設計変更 高額 |
| 生産能力(キャパシティ) | 低 | 中 | 高 |
加工可能な材質
- 金属材
-
ステンレス(SUS)、 銅(Cu)、 鉄(Fe)
ニッケル(Ni)、 アルミ(Al)、 その他
- 特殊金属材
- エッチング可否は簡単に判別可能です。 ご要望があれば何なりとご相談ください。 弊社で最も一般的な材料はSUS材になります。 他の金属についても気軽にご相談ください。