エッチング

フォトエッチング加工とは

フォトエッチング加工とは、 化学薬品を使用して金属を腐食させ、 化学切削する技術です。 海外では別名ケミカル・ミーリング(マシニング)とも呼ばれており化学反応を利用し、 板金を様々な形状加工が可能です。

フォトエッチングの「フォト」はフォトリソグラフィという精密写真技術を意味しており、 複雑な形状の加工を得意としています。

化学反応とフォトリソグラフィという特殊な加工で、 普通の加工では難しい 「小さく、 薄く、 複雑な」製品の加工を可能にする技術です。

フォトエッチングの技術特徴

FEATURE 01

「小さく、薄く、複雑」な加工が可能です。

FEATURE 02

製品にバリ・反り・歪みが発生しません。

FEATURE 03

材料が変質がなく、 熱や応力による変形がありません。

FEATURE 04

ハーフエッチングで板厚内で任意の深さで溝を加工、 突起状の加工、 板厚を調整することができます。

FEATURE 05

高価な金型や治具は不要で、 初期費用は大幅にコストダウン可能です。

精度・加工限界について

ブリッジ

エッチングは製品を複数個面付けして加工します。 シートと製品のつなぎ手を「ブリッジ」と呼んでいます。 標準仕様では、ブリッジがつく設計になります。
*無しの場合は別途ご相談

断面形状

エッチングでの加工断面は一直線にはなりません。
おわん型のようになり、片面エッチングと両面エッチングで形状が異なります。(図参照)

加工可能寸法

エッチングの断面図です。加工穴のサイズ・ギャップです。 エッチングした、鋭角部には若干の角Rがつきます。

レーザーとプレスとの比較

レーザー エッチング プレス
試作費用 加工費 エッチング原版 +加工費 金型+加工費
単価 高い 中間(レーザー未満) 最安
標準納期 1週間程度 3-4週間以内 6週間〜6ヶ月程度
公差(板厚比) ±5%程度 ±15%~(板厚による) ±10%程度~
応力 切断面への熱応力 なし 切断面へのプレス応力
バリ 微小なバリ なし 切断面のバリ
材料硬度 制限なし 制限なし 極端に柔らかい、 硬い材質や
脆い材質は得意ではない。
設計変更
自由度
自由度高い
低コストで設計変更可能
自由度高い
低コストで設計変更可能
金型の設計変更
高額
生産能力(キャパシティ)

加工可能な材質

金属材
ステンレス(SUS)、 銅(Cu)、 鉄(Fe)
ニッケル(Ni)、 アルミ(Al)、 その他
特殊金属材
エッチング可否は簡単に判別可能です。 ご要望があれば何なりとご相談ください。 弊社で最も一般的な材料はSUS材になります。 他の金属についても気軽にご相談ください。